日本赤十字北海道看護大学

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お知らせ

講演会「オホーツク医療圏の現在、そして未来」を開催しました。

 平成28年11月22日(火)に、北見赤十字病院・院長・吉田茂夫先生をお招きして、「オホーツク医療圏の現在、そして未来」と題して講演会を開催しました。一般市民の皆さまを中心に59人が参加し、吉田先生の講演に耳を傾けました。
 まず、医療制度に対する考え方をお話しし、北網医療圏での人口の推移や高齢化推移、高齢化の進展に伴う医療の変化などについて、グラフを用いてお話ししました。
 また、各医療機関から集められたビッグデータを利用して、北見赤十字病院の医療の質としての現状や入院患者の特徴をお話ししました。
 将来の北見・北網地域の医療では、住み慣れた地域で日常生活を総合的に支援するための体制や北網地域の実情への対応やコスト削減等をお話しし、将来の医療の方向性や課題、将来の医療の変化についてお話ししました。
 最後に、オホーツク地域での医療として、何が期待されているのか。疾病構造の変化への対応、大きな医療の変化による新しい・革新的な医療、より効率的な医療提供・点から面で提供する医療として新たな医療体制、地域で必要な医療・介護専門職の確保のような人材の確保・そして教育・研修といった今後のオホーツク地域における医療のお話をして、講演は終了しました。
 この講演会に参加された皆さまには、オホーツク医療圏のことを考える良い機会になれば幸いです。