赤十字の誕生・歴史・理念・基本原則・活動などを理解し、幅広い視野で今後の赤十字運動の展望と課題について学習する。
リハビリテーションを必要とする対象の理解,定義・理念,チームアプローチの意義およびチームにおける看護の役割について学習する。
「ボランティアとは」について学び、赤十字の理念や基本原則とのつながりについて考察する。また、具体的なボランテイア活動計画を立案する。
赤十字の避難所活動の実際を知ると共に、防災・減災の意味や避難所の特性を理解し、避難所に居住する被災者の健康障害、生活上の課題について実践的活動を通して学ぶ。
成人を取り巻く環境および生活習慣に関連する健康障害とその予防など、現代社会の特徴と照らし合わせながら、成人の生活と様々な健康レベルに応じた看護について学ぶ。また、成人期にある人の理解と看護を展開するために、必要な概念や理論について学び、看護支援方法について検討する。
急性期(周手術期・回復期含む)にある成人の対象を理解し、対象に応じた適切な看護を計画・実施する能力を習得する。
災害という特殊状況下における被災の場や被災者に必要とされる医療、看護の専門的知識、技術の必要性を理解する。また、災害看護は、緊急援助活動から、個人の備えや地域を含む防災活動まで広範囲に亘っていることを学ぶ。
AEDを含む一次救命処置や包帯法を学ぶ。
既習の赤十字概論や国際保健等からの学びを活かし、赤十字と国際活動について考察し、国際活動を展開するために必要な知識を学ぶと共に、看護の役割について学習する。
基礎知識に加え、文献や事例についての討議によって理論の理解を深める。さらに、これまでの看護体験について理論やモデルを基に考察し、レポートにまとめプレゼンテーションを行う。
災害および災害看護に必要な基礎的知識を理解し、災害が人々の健康や生活にどのような影響を及ぼすのかを理解する。また、災害サイクルに応じた看護支援活動について、こころのケアなども含めて理解を深める。
赤十字をはじめとする国際的機関における看護支援活動の現況を分析し、国際的看護支援の課題について検討する。
・整形外科:ジェインC.ロスロック編集 ⽵花富⼦、畑尾正彦監訳「周⼿術期看護ハンドブック」医学書院 PP.297~340 2004.
・災害急性期の看護 Ⅰ災害現場 応急処置:小原真理子監修「演習で学ぶ災害看護」南山堂pp.163~173.2010
・災害看護基礎教育における被災者の特性をふまえた教授内容の検討:日本災害看護学会誌12(2) PP.51~66 2010.(共著)
・災害図上訓練(DIG)を行ったA市高校生の防災意識と訓練の効果についての一考察:日本災害看護学会誌14(2)PP.58~69 2013.(共著)
・赤十字と心理社会的支援活動:日本赤十字看護学会誌,14(1),PP1-10,2014.(共著)