日本赤十字北海道看護大学

大学院
修士課程

教員一覧

西片久美子(ニシカタクミコ)
連絡先
  • 電話番号0157-66-3311(代表)
  • E-mailメールはここから送信できます。
担当授業科目とその概要
老年看護学概論Ⅰ・Ⅱ

老年期とはどのような時期か、及び加齢にともなう生活の変化と援助方法について学ぶ。また、End-of-Life careの考え方についても学習する。

老年看護学方法論

健康障害をもつ高齢者と家族の特徴を理解し、疾病からの回復および生活の維持に必要な看護について理解する。

老年看護学特講Ⅰ(修士課程)

「老い」と「死」について理解を深め、これらを踏まえた高齢者看護を探求する。

老年看護学特講Ⅱ(修士課程)

認知症高齢者の看護に必要な専門的知識と技術を学び、より実践的な認知症ケアを探求する。

科学的研究方法論Ⅱ(臨床介入研究;博士課程)

主な看護の臨床介入研究について探求する。

療養生活看護学特論(博士課程)

認知症高齢者と慢性疾患を有する人の生涯発達支援に関する理論、援助方法を探求する。

老年看護学演習

老年期にある人が、疾患や障害をもちながらもその人らしく自律的な生活を営むことが出来るような支援に必要なアセスメントと援助技術を学ぶ。

臨床看護学特講Ⅰ

各分野に必要な看護の基本的知識を十分に備え、その知識を活かして大正の状況に応じた適切な看護支援を考えることが出来る。

看護研究方法

看護研究に取り組むための基礎的知識を習得する。

看護研究方法論Ⅰ(看護研究概論)修士課程

基本的な研究方法とその研究プロセスを学修し、同時に研究者の責任や研究倫理について理解する。

看護研究方法論Ⅱ(研究のクリティーク)修士課程

学修した基本的研究方法(量的研究方法、質的研究方法)の妥当性と信頼性の見地から、各自が収集した国内外の研究論文および各自が作成した研究計画書をクリティークし、研究を評価する能力を養う。

看護研究方法論演習Ⅰ(修士課程)

看護研究方法論Ⅰで学修した内容をもとに量的研究方法(調査研究)を体験的に理解する。

主な研究とその概要
・より早期の慢性閉塞性肺疾患患者に適した看護アプローチモデルの開発と検討
・外来糖尿病患者に対する電話による継続的支援
・認知症高齢者の看護にともなう困難 他
主な所属学会
  • ・日本慢性看護学会
  • ・日本赤十字看護学会
  • ・日本看護科学学会
  • ・日本看護研究学会
  • ・日本糖尿病教育看護学会 他
主な著書・論文
著書

(共著)老年看護学実習記録の書き方.サイオ出版,2015
(共著)看護倫理学.ヌーヴェルヒロカワ,2010
(翻訳)ザ・ロイ適応看護モデル第2版 第13章,16章.医学書院,2010

論文

(共著)鷲尾 和,東野督子,西片久美子(2019).救急外来における家族看護実践の程度と関連要因.日本看護研究学会誌,42(5),pp.933-945.
(共著)田中孝美,竹川幸恵,西片久美子(2017).看護外来における早期慢性閉塞性肺疾患患者への療養支援の開発.別冊BIO Clinica. 6(1),pp.111-113.
(共著)早期COPD患者に適した療養ハンドブックの評価.日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌,25,Suppl,2015
(共著)一般病棟に勤務する看護師が認知症高齢者との関わりで抱く感情.日本赤十字看護学会誌,13(1),2013
(単著)外来糖尿病患者に対する電話による継続的支援の効果-食事療法のつらさに焦点をあてて.日本慢性看護学会誌,3(2),2009