日本赤十字北海道看護大学

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オホーツクdeあそぼうさい2016を開催しました

平成28年3月12日に本学災害対策教育センター主催によるオホーツクdeあそぼうさい2016を開催しました。
オホーツクdeあそぼうさいは今回で5回目となり、オホーツク圏内からたくさんの小学生、保護者の皆さまに参加していただきました。
最初は「体育館の寒さ」体験。暖房の切った体育館の寒さを体験していただきましたが、子どもたちからは「寒くなーい」という声が。それでもブルーシートに寝てみる体験をしてみると、硬くてガサガサしてだめ、これじゃ眠れないという感想が聞こえました。


お昼は南極料理人・西村淳先生によるおいしい非常食クッキング。まずはハイゼックスというポリエチレン製の袋を活用して子どもたちに少量の水で出来上がるラーメンを作りました。具材は普段家にありそうなもの。柿の種、えびせん、サキイカ等々…これらに西村先生の魔法をかけると、とても美味しいラーメンに変身しました。


体を美味しい食事で温めた後は体育館でダンボールベッドの体験。今回はあえて「組み立てる」ところから体験です。ダンボールベッドは東日本大震災を機に開発された避難所の環境を飛躍的に良好にする資材です。ミカン箱サイズの段ボール12個で一人分のベッドとなり、今回は10台分、すなわち120個の段ボールをくみ上げる作業がスタート。ここで子どもたちの本領発揮。ガムテープを片手にダンボールをみるみるうちに組み立てていき、わずか15分足らずで10台分のベッドをくみ上げてしまいました。子どもたちの力は万が一のときに借りたい力なのかもしれないと感じる場面でした。ブルーシートとの違いは歴然だったようで、「あったかい」「これだったら眠れそう」という声が数多く聞こえてきました。