令和7年11月11日、19日、26日の3回にわたり本学教員による市民公開講座を開催し、一般市民の方を中心に講座全体で延べ106名の方が受講しました。

　第1回は、「ミッフィーと看護との間には～そこにある「こころ」を育てるメッセージ～」と題して、本学 増滿教授が講演しました。今年誕生70周年となるミッフィー（うさこちゃん）について、「うさこちゃんの絵本」を読み聞かせたり、受講者の皆様と声を出して読んだりして、絵本に描かれる「入院」「看護」「死」「障がい」などを、作者D・ブルーナのこだわりとともに数字をキーワードにお話しました。

　第2回は、「夏季の熱中症予防～室内の温熱環境と想像温度～」と題して、本学 高儀准教授が講演しました。冬季のヒートショックと夏季の熱中症の発生の仕組みと対処方法、ひとが直感的に感じた温度感覚である想像温度を知ることの大切さをお話しました。

　第3回は、「明るく元気に　食とお口の健康」と題して、本学 仁科教授が講演しました。お口の健康の大切さを講演者自身の経験を交えながらお話し、後半はのびのび深呼吸や唾液腺マッサージなど受講者の皆様と一緒に口腔体操を行いました。