第10回日本赤十字北海道看護大学大学祭が、去る6月28・29日に行われました。今年は記念すべき10回目の開催となり、メインテーマの“天下一品”には英語の『Ten』という意味も含まれ、他に比べることのできないくらい優れた大学祭にしたいという学生の熱い思いが込められています。そんな思いが通じて初日はお天気も良く、大勢の方々が来場してくださいました。野外ではよさこい薄荷童子の元気いっぱいのパフォーマンスが大学祭を盛り上げ、恒例のヘルスチェックは2日間で262名の受付けがあり今年も大人気でした。吹奏楽部や音楽部(ハンドベル)の演奏、のど自慢、ダンスなどたくさんのイベントも行われ、若い力とチームワークが存分に発揮されていました。模擬店では、串物やご存じ北見名物“塩焼きそば”やお好み焼き、さらにハーブティやアロマの香りに癒やされながらうけるマッサージなど趣向を凝らしたお店がいくつもありました。2日目に行われた看護の体験教室では、妊婦体験や高齢者疑似体験、足浴、手洗いなどに加えて、今年度は新たに体位変換の体験も加え、簡単に体位を変えることのできる技術に参加者は驚いていました。性について考える“性教育よろず相談広場”もありました。そして、今回は10回目ということで、看護や赤十字についてもっと一般の方々に知ってもらいたいという思いから、領域別実習のことや授業で使用しているテキストの展示、日本赤十字社北海道支部の協力のもと赤十字の活動についての写真展示も行いました。赤十字の活動を皆さんに知っていただいたことで、多くの方々がチャリティーうちわやチャリティーバザー、そして募金に協力してくださいました。また、献血にもご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。2日間にわたった大学祭は、夜の打ち上げ花火で華やかに締めくくりました。 来場した方や参加した学生みんなの笑顔が明日への力になります−Power of Smile−。