2008-09-03
「看護開発センター」では、平成21年度(2009年度)から認定看護師教育課程(がん化学療法看護)を開設します。
認定看護師とは
認定看護師とは、日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、特定の看護分野において熟練した看護技術及び知識を有することが認められた看護師のことをいい、看護現場において、実践・指導・相談の3つの役割を果たすことにより、看護ケアの広がりと質の向上を図ることに貢献します。
本学「看護開発センター」では、「がん化学療法看護」分野における認定看護師を養成するための教育課程を開設いたします。
教育理念
建学の精神である人道を基本原則とする赤十字の理念に基づき、がん看護学の領域においてより高度な学識と技術力を持つ専門看護実践者を養成することにより、がん看護学問領域の発展並びに専門職としての質向上に努め、国民の健康に貢献する。
教育目的
人間の生命を尊重し、豊かな感性を持って、熟練した看護技術と知識を用い、適切な判断に基づいた看護実践ができ、他の看護スタッフのケアの質向上に努めることができるがん化学療法看護認定看護師を育成する。
期待される能力
がん化学療法を受ける患者・家族の身体的・心理的・社会的状況を包括的に理解し、専門性の高い看護を実践できる。
がん化学療法が行われる場(病棟、外来および在宅など)の特性を考慮した看護の提供を行うことができる。
がん化学療法薬の特性と管理に関わる知識をもとに、薬物の投与、管理、副作用対策を、安全かつ適正に責任をもって行うことができる。
がん化学療法を受ける患者・家族が、セルフケア能力や化学療法中におこる問題へのマネジメント能力を高められるように、適切な看護援助を行うことができる。
がん化学療法を受ける患者・家族が、十分かつ適切な情報のもとに意思決定し、治療に参加できるように支援することができる。
がん化学療法看護の実践を通して役割モデルを示し、看護スタッフに対して具体的な指導ができる。
がん化学療法に伴う看護ケアに対して、看護スタッフの具体的な相談にのることができる。
病院等の組織や医療サービス提供システムを理解し、医師や薬剤師等の他職種と積極的に協働することによって、チーム医療としてのがん化学療法を推進する役割を果たすことができる。
開設コースおよび教育期間
コース
教育期間
がん化学療法看護
平成21年6月1日〜平成21年11月30日(6ヶ月)
詳細については、認定審査後、お知らせいたします。
問い合わせ先
日本赤十字北海道看護大学看護開発センター
認定看護師教育課程事務係
〔看護開発センター〕
電話・FAX 0157-33-9002
E-mail
kaihatsu@rchokkaido-cn.ac.jp
〔大学〕
電話 0157-66-3311(代)
FAX 0157-61-3125
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