日本赤十字北海道看護大学

最新情報

最新情報

イベント情報

講演会「卒業生が語る東日本大震災~福島県いわき市内での健康調査事業に参加して~」が開催されました。

平成26年2月10日(月)に、本学卒業生で北見赤十字病院に看護師として勤務する彌富祐樹氏をお招きして「卒業生が語る東日本大震災~福島県いわき市内での健康調査事業に参加して~」と題した講演会を開催いたしました。一般市民の皆さまをはじめ学生ならびに教職員あわせて約60人が参加し、彌冨氏の講演に耳を傾けました。
彌冨氏は平成24年10月15日から11月13日の約一か月間、福島県いわき市における健康支援事業に従事いたしました。健康支援事業とは、地元の保健師と協力し、いわき市内に避難している浪江町町民約2000人を訪問し健康調査を行うというもので、全国7ブロックの赤十字病院から約一か月ずつ看護師が派遣されました。
講演の中では、看護師として、避難している人をその場で全人的(身体的・精神的・社会的)にアセスメントを行い、ケアにつなげていくことが必要であることを力説され、さらにこの支援事業を継続することの重要性が訴えられました。本学卒業生の皆さまの益々のご活躍を願っております。